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明治大学ってどんなところ?現役明大生だから知っている!ちょっぴり”ツウ”なキャンパスツアーをお届けします!

はじめまして、明治大学で心理学を専攻している、3年のてんてんです。大学では絶対に心理学を勉強したい!という高校時代の強い意志の下、この専攻へと入学しました。現在は心理分野初の国家資格である『公認心理師』取得のためのカリキュラムに沿って、忙しいながらも楽しく学びが深められる大学生活を送っています!今回はそんな私の通う明治大学について詳しく紹介したいと思います!心理の他にも様々な分野の学びが出来る総合大学なので、ぜひたくさんの人に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

明治大学ってどんな大学?

明治大学は、おそらく多くの受験生がその名を耳にしたことがあるであろう、難関私立大学の連なり、MARCH(最近ではSMART、GMARCHとも言うそうですね!)に属するM、でおなじみの大学ですね。

学生は総勢約3万人と、いわゆるマンモス校と呼ばれる大学。ですが、一方で、『個を強く』を重んじる大学であり、それぞれが自分らしいキャンパスライフを伸び伸びと送れる、アットホーム感のある大学です。

ここだけの話、入学したては学歴コンプレックスを抱える人も少なくありません。しかし、明治大学で過ごすにつれて、『今』の学びを楽しめるようになり、なんだかんだで愛校精神の強い生徒が多くなっていったりします。生徒への寄り添いが手厚いことや、学業、サークル・ボランティアなどの課外活動で自分らしく頑張れる場所を見つけられる環境が整っていることが主な理由なように感じられます。

2階休憩スペース 多くの学生がゆったりと時間を過ごしています

余談ですが、体育会が強豪であることも有名で、シーズンごとに各競技の応援が盛り上がれるのも楽しいですよ!

キャンパスについて

マンモス校の明治大学には、4つキャンパスがあります。

  1. 駿河台キャンパス…6つの文系学部の3・4年生と文系の院生が通う
  1. 和泉キャンパス…6つの文系学部の1・2年生が通う
  1. 生田キャンパス…理系(理工学部、農学部)が通う
  1. 中野キャンパス…国際日本学部と総合数理学部が通う

現在私は駿河台キャンパスに通っていますが、授業カリキュラムのイレギュラーケースやサークル等で和泉キャンパスに行くこともときどきありました。

それ以外にも、文系学生は1・2年生で必修単位を落とすと駿河台と和泉の往復を余儀なくされる『和泉帰り』となってしまいますのでご注意ください。(笑)

駿河台キャンパス

明治大学のシンボルともいえるリバティタワーでおなじみの、大きなビルタワーを中心としたキャンパスです。ここには、文学部政治経済学部法学部商学部経営学部情報コミュニケーション学部6つの学部生とその院生が集います。

御茶ノ水駅・神保町駅・新御茶ノ水駅の3つを主要な最寄り駅としており、JR・東京メトロ・都営といくつもの路線が通るために交通の便がとても良いです。そのためか、学生も様々な県から通っています(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城など)。

各駅からも徒歩10分以内と通いやすさはバツグン、道中にコンビニやスタバ、ドトール、マック、サイゼリヤといったチェーン店も多くあります。また、古書店や楽器屋さんも多くあり、芸術文化が豊かな街です。

神保町からの通学コース 古書店が立ち並んでいます

この神田地域は、日本大学、専修大学、順天堂大学、東京医科歯科大学などたくさんの大学が集まる場所なので学生が多く、お店もリーズナブルなところがたくさんあるのも魅力のひとつです。

施設紹介

リバティタワーで有名な駿河台キャンパスですが、実はそれだけではなく、多くの施設が集まった一帯が”駿河台キャンパス”です。ここでは、私が学校生活で使用している施設をひとつずつ、ご紹介したいと思います!

  • リバティタワー

エントランスを抜けるとまるでホテルのような内装にはじめはみんな感動します。(笑)

地上23階・地下3階建ての建物で、教室移動が校舎と校舎を行き来する横移動ではなく、1つの校舎の階を行き来する縦移動なのが珍しいところだと思います。また、これも他の大学からは珍しがられますが、エスカレーター・エレベーター完備なので、移動もそこまで苦ではありません!

ちなみに、和泉キャンパスも多くの校舎ではエスカレーターとエレベーターがありますよ。

駿河台キャンパスはなんとエレベーターが4つあるのですが、左右2つずつで止まる階が少し違うので注意が必要です!(笑)

教室は、私が普段講義で使用しているものだけでも、数百人入る大教室から数十人程度の教室、また十数人程度のゼミ用の演習教室と様々な大きさがあります。また、人気の講義だと、入ってすぐのリバティホールという、講演会が出来るような大きな講堂で行います。ここは受験生の皆さんだと、学校説明会などでおなじみかもしれません。

学食は17階にあり、地上約75メートル『日本で最も高い学食』とされています。お昼時は長蛇の列が出来る混み具合ですが、食べながら眺められる景色は確かに一級品です!

学食の様子 今は仕切り板がありますが、席によってはより絶景が楽しめます

その他、友達とおしゃべりしてくつろいだり飲食や課題をするためのラウンジや、室内にいることが多いので気分転換に校舎から外へと出るための広場などがあります。

2階から出られるテラス 晴れの日はここで昼食をとる学生も多いです
  • 中央図書館

明治大学はそれぞれのキャンパスに図書館が設けられていますが、駿河台キャンパスの図書館は中央図書館と呼ばれ、蔵書もおよそ123万冊とかなり豊富です。

入口はリバティタワーの一階に属していますが、そこから地下へと続いていく3階建ての構造となっており、敷地面積の広い図書館です。パソコンの使用も可能で、専用の部屋もあったりするのでいつも多くの学生が勉強しています。今はかなり少なくなったように思いますが、コロナの影響によるオンライン授業のときにも対応できる場所です。

ちなみに、中央図書館に限らず、明治大学の図書館はどこも設備が整った良い環境が用意されています。私は自習席が多く、仕切りや照明の設備がどことなく安心して集中できる和泉図書館がお気に入りです!

  • 12号館

コンビニや明大マート、三省堂書店が入っており、主に学生の買い物の場所です。

また、上の方にはメディア自習室があるので課題へ取り組んだり資料の印刷を行ったりする際にも訪れます。メディア自習室には備え付けのパソコンがあり、持参しなくても学校での作業が可能です。個人の部屋とグループ用の部屋があるので、グループワークにも使用しています。

  • 大学会館

キャリア支援センター学生診療所があります。

キャリアセンターは3年次より足を運ぶことが増える学生が多いです。明治大学は就職活動の支援にも積極的で、個別面談はもちろん、キャリアセンター主催のイベントも開かれています。私もいくどと利用経験がありますが、自己発見や添削作業でとても親身になってサポートをしてくれました。

  • アカデミーコモン

専門職大学院や大講堂、博物館や記念館がここに属します。商学部など、一部のところでは学部生のときからこちらの方での授業もあるようです。

  • 猿楽町校舎

私が所属する、臨床心理学専攻の実習室があります。こちらは次回詳しくお話ししたいと思いますが、箱庭療法で使う器具や心理検査で使う装置が保管されている教室があります。私は3年生から、「心理学実験」の授業やゼミの実習で使用しています。

おそらく、文学部の他の専攻や他学部生は足を踏み入れないまま卒業するでしょう。(笑)他にもいくつかの実験室や国家試験指導センター、古代学研究所もあるようです。

学生について

通っているのが文系校舎ということもあり、男女比はほとんど変わらないように思います。

文学部内の話にしても、実は学科が3つ、専攻が14つもあり、専攻ごとにクラスとなっているので、クラスごとに違うであろうことが予想されます。

臨床心理学専攻の私のクラスは、男女比がほぼ1:1ではないかと感じられます。

学生の特色としては、明るく、ハキハキとしたエネルギッシュな人から、落ち着いたのんびりな人まで、マイペースで個性が豊かな人が多いように思います!勉強だけではなく、サークルやバイト、私生活を通してこの大学生の期間をのびのび思い思いに過ごしている印象が強いです。私服やバッグなどもカジュアルでラフな自然体の人が多いです。

授業について

1・2年生の頃は必修単位として体育科目と外国語科目(英語と第二外国語)があり、1限の授業も多くあり、少し忙しかったです。明治大学は4年次に卒業単位数を修めていれば良いので、基本的に学年ごとの進級に条件はなく、その分1・2年次に多く単位を取っておこうといった流れが主流です。実際、3年生には資格課程カリキュラムの履修をしていない人は、授業数がかなり少なくなり全休の曜日があるような人も多くいます。

また、私が所属する文学部はいわゆる、『一般教養』がなく、あまり興味のないような共通科目をたくさんとる必要はありません。なので、1・2年次から専門の科目をどんどん履修でき、専門色の濃い内容を学ぶことが出来ました。もちろん、3・4年次からはより専門性の強い講義の履修が始まります。

さらに1・2年の頃から、『基礎演習』というゼミの前身となるような少人数の授業があります。これは、3・4年に『演習』、つまりゼミ選択へと変わります。

コロナの影響について

私たちの世代はコロナの影響を一番大きく受けた学年であり、オンライン授業が多く、大学側も初めての試みということで1年生の頃は家にこもってオンラオの大量の課題に追われる、なんてこともありました。

しかし、明治大学では大学側も学生の負担を考慮し、定期的にアンケート調査を行うなど、調整を図ろうとしてくれる機会が多くありました(実際いちばんありがたかったのは、授業動画の倍速機能です(笑))。

今は併用はあってもオンラインのみの授業はかなり少なく(私はひとつもありませんが、学部によって多いところもあるようです)、オンラインの良い部分を残しつつ、対面での学びを行うことが出来ています。また、コロナ期間に自宅学習の大変だった部分が、今のレポート作成で役に立っていると感じることも多々あるので、一概に学びの質が落ちた、なんてことはありませんでした。

現在も社会情勢に目を向けつつ、学生への配慮を考えた授業形態をそれぞれの講義が模索してくれているので、自分に合ったスタイルの講義を選ぶことが出来ますよ!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。明治大学の紹介、いかがだったでしょうか。実際に通っている学生としての声を多くお届けすることを意識しましたが、明治大学を見てみたい、しいては通ってみたい!と思う人が増えたらとてもうれしく思います。次回は、いよいよ学部・専攻を中心に心理の専門のお話をしたいと思います!またお会いしましょう。

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