日本女子大学人間社会学部心理学科1年のjasmineです。神奈川県出身で、現在実家暮らしです。キャンパスは目白にあり、電車と徒歩で通学しています。中学から通っている学校ということもあり、馴染み深い日本女子大学の様々な情報をお伝えし、少しでも参考になるような発信ができればと思います。
日本女子大学について
日本女子大学には家政学部、文学部、人間社会学部、理学部の4学部があります。2021年、日本女子大学は創立120周年を迎え、4学部全てのキャンパスが目白に統合しました。それまでは、心理学科のある人間社会学部のみ、附属の中学と高校がある西生田にありました。
キャンパス統合の他にも、新築の図書館やラーニングコモンズができ、学内の仲間と課題を行う空間として利用しています。また、2023年には「国際文化学部(仮称)」が開設も予定されています。
ラーニングコモンズ https://www.jwu.ac.jp/unvcampuslife/class/learning_commons.html
キャンパスについて
最寄り駅は、目白駅、雑司が谷駅、護国寺駅の3駅のいずれかを利用している学生がほとんどで、私は東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」を利用しています。駅からは徒歩15分程度で多少歩きます。目白駅を利用している学生は、半数程度がキャンパス内のバス停までバスを利用しています。
キャンパス内には、新築の図書館とラーニングコモンズ、2つの体育館、教科書や授業で必要なものが全て揃う生協、そして食堂と売店など、大学生活を送るうえで困ることはないほど施設が充実しています。
創立120周年記念の新キャンパス
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/campusmap/mejiro_campus.html
新築の図書館
周辺施設
キャンパスは都心にあるものの、カフェやレストランなどはほとんどありません!目白駅の方まで行くと、スターバックスやその他飲食店があります。
友人とごはんを食べるときは、キャンパス周辺というより、池袋や渋谷方面にでることがほとんどです。
部活動・サークル活動
日本女子大学公認の部活とサークルがありますが、他大学のインカレサークルに所属する学生も多くいます。他大学というと、キャンパスが近い早稲田大学や東京大学が多いです。
私は、関東の大学生による学生団体というものに所属していて、カンボジア支援や国内外問わずボランティア活動を行っています。コロナ前だと、大学生1000人規模の運動会を企画し、大学生同士が交流できるイベントの企画をしたりしていました。
また、高校時代の友人の中には、社会人スポーツチームに所属している子も何人かいます!
必修授業について
授業は、必修授業と学科専門授業にわかれており、必修授業には体育、英語、情報処理があります。
体育は、他学科の学生と合同で、そこから種目を選び受講しました。学内の体育館にはボルダリングの壁や有酸素運動を行う器具が設置されており、授業で使用しました。1限100分間の授業なので、週に1度の体育でしたが充分に運動できました。
英語は、プレゼンテーションイングリッシュとアクティヴイングリッシュの2種類あり、それぞれ英語でプレゼンする授業と、TEDのスピーチをリスニングし翻訳する授業でした。
最後に、情報処理はパソコンの基礎からWordやExcelの機能を学びました。
また、本校の特徴としてJWUキャリア科目と教養特別科目があります。JWUキャリア科目というのは、女子大学ならではの科目で、女性が社会で力を発揮できるためのカリキュラムです。教養特別科目は、社会で活躍している女性を学生同士で選び、講義をしていただくというもので、今年度は日本女子大の卒業生の方に講義していただきました。
私自身、この2つの科目が自分の人生設計を深く考えるきっかけになりました。女性が社会で活躍するためのキャリア支援という点において、女子大学の強みだと実感しています。
心理学科について
心理学科は人間社会学部の中に存在する学部で、80人程度の学生がいますが、4つのグループに分かれている授業が多く、少人数制の授業なのでとても面倒見が良いです。
心理学科の特徴として、大学卒業後に約10~15%の卒業生が大学院へ進学します。臨床心理士や、心理の国家資格である公認心理師の資格を取得するために、指定の大学院へ進学するケースが多いです。日本女子大学院は、これらの資格を取得するための指定大学院に含まれています。
心理学科のもう一つの特徴は、文系学部であるものの、統計や実験の授業があるなど理系要素が多いところだと思います。1年生の実験では、ラットの行動観察や錯覚を実際に体験しました。3週の授業にわたって1つの実験を扱いましたが、レポートの作成は想像以上に難しかったです。ですが、少人数授業で丁寧に質問に答えてくださる上、大学院生の方が助手としてついてくださるので、授業で困ることはありませんでした。
講義の授業は、私の場合、公認心理師対応の授業に沿って受講しました。公認心理師を目指すか決まっていない学生も、履修登録をするうえで良い指針となるので、ほとんどが公認心理師対応の授業を受講していました。心理学の講義はどれも興味深いものが多く、自分の性格や考え方の傾向を測定したり、錯視を体験したりしました。また、個性的な先生が多いのも心理学科の特徴なのではないかと思います。対面授業が少ない分、講義動画にBGMを挿入している講義や、受講生同士がコメント欄で意見交換ができるような講義の工夫が多く、遠隔授業への不満はありませんでした。
コロナ禍での授業
週に3回対面授業があり、それ以外はZOOMを用いた同時双方型と、講義動画や課題が配信され期限内に提出する課題遠隔型の授業でした。必修科目は対面もしくは同時双方型の授業で、選択科目や教養科目が課題遠隔型の授業といった感じでした。先ほど述べたように、遠隔の授業でも受講生同士がコメントで交流できる場がありました。このようなコメントは大学のeラーニングサイト上で行われ、課題提出や試験も同様のサイトで行われました。
また、対面以外の授業でも、学内の指定の教室で授業を受けることができ、移動の関係で次の授業に参加できないなどといった不便が生じないようになっています。課題遠隔型の授業をためてしまわないように、あえて学内で授業を受けるということも可能です。
以上が日本女子大学の紹介となります。少しでも、大学選びの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日本女子大学公式サイト
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/index.html
日本女子大学 心理学科オリジナルWebページ