はじめまして。昭和薬科大学薬学部薬学科1年れおです。今回は私が在学している大学の立地、在学生、講義について紹介をします。
立地
まずは立地についてです。1964年創立時は昭和女子薬学専門学校として目黒にありましたが1945年戦争の焼失によって世田谷の旧陸軍衛生材料本廠舎跡に移転されその後男女共学の昭和薬科大学となり1990年に現在の町田キャンパスに移転されました。薬用植物園を含む広大な敷地に多くの木々やテニスコートやグラウンドなどの施設も充実しているということも魅力の1つです。大学の最寄り駅はJ R横浜線成瀬駅と小田急玉川学園前駅です。小田急新宿から30分で行けることはどの県からもアクセスしやすいと思います。成瀬駅からは徒歩30分、玉川学園前駅からは徒歩20分かかります。成瀬駅からはバスが出ていますが本数が少ないので玉川学園前から歩いている人が多いです。申請を行えば、自転車やバイクで通学することもできます。玉川学園前駅から小田急線で1駅の町田駅にはデパートやおしゃれなカフェ、洋服屋さん、雑貨屋さんなどが多くあるため気分転換をすることが可能です。
在学生
次に在学生についてです。昭和薬科大学は単科大学のため、総合大学と比べるとアットホームな環境なのではないかと思われます。男女比率は男子30%女子70%で男子は少ないですが、もしも実習の班分けで男子1人になったとしても限られた時間内に実験結果を出すために性別関係なく協力できる雰囲気だと思われます。コロナ禍で対面での講義や実習を行うのは難しいことかと思われますが、感染対策、環境を整えてもらえ直接目で見て体験できることも多く感謝しています。コロナウイルスの影響で人と交流する機会が少ないですが、実習では同じ学年の友達と交流することができます。同じ学年、クラスメイトの中には様々な年齢の方がいると思いますが性別や年齢のギャップを超えて色々な目線の話が聞けてとても刺激になります。
大学の授業
最後に講義についてです。基本的に月曜日から金曜日まで週に5日講義があります。講義のみの日はほとんど15時半までには終わりますが、実習がある日には午前中で講義は終わり午後実習があります。大学とバイトの両立ができるのか不安に思っている方もいるかと思うので結論からいうと正直バイトはできますが夏休みなどでバイトできる時期とテストや実習で忙しい時期があるのでスケジュール調整しやすいバイトの方が続けやすいのではないかと思います。現在はコロナウイルスの関係で対面の講義とオンラインの講義が1週間ずつ交互に行われています。オンラインでの講義はzoomで行われますが、個別に先生にチャットを送ることができるので普段みんなの前で質問しにくい人でも気軽に質問することができます。対面の講義ではクラスの友達と一緒に講義を受けることができるのでもしわからないことがあった時には不安な気持ちが軽減するのではないかと思います。昭和薬科大学は前期と後期の2つに分かれていてそれぞれ試験が行われます。科目によっては中間試験を行う科目もあるので前期中間試験、前期期末試験、後期中間試験、後期期末試験の計4回の試験が1年間に行われます。試験を受験するためには授業の2/3以上の出席が必要です。基本的には前期15回、後期15回の講義が行われるためそれぞれ10回以上講義に参加している必要があります。出席日数が足りなくて試験の受験資格がなくなる学生はほとんどいません。しかし、試験を受験できたとしても結果によって単位を修得できるとは限りません。単位を修得するためには60点取る必要があります。もし本試験で60点取ることができなければ再試験を受験する必要があり、再試験で単位を取れれば問題ありませんが再試験で60点に満たなかった場合には落単となり来年再びその講義を受ける必要があります。1年間で4科目落としてしまうと進級が難しくなってしまいます。高校生の頃の試験とは違い大学の試験では講義を聞きただ復習やテスト勉強をしているだけでは安易に単位を修得することはできません。膨大な情報量の中から何が大切なのかを選別し、どんな試験か情報収集することも必要になるのではないかと思います。私は、高校時代テスト前に集中して勉強を行うスタイルだったので大学に入ってあまりの膨大な情報量、講義のボリュームに苦戦しました。勉強スタイルは人それぞれだと思いますが、短期集中型ではなく日々の積み上げ学習が良いのではないかと思います。大学側も全講義を何度も見返すことのできるeラーニングシステムが準備されているので活用することをオススメします。またわからないことがあった時にはオンラインで直接先生に質問ができるLSS(ラーニングサポートステーション)というシステムも準備されているので大学に行かなくても勉強中にわからないことがあった時にも質問することができます。
最後に
コロナ禍で友達ができるか不安に思っている人も多いと思いますが、大学側も友達を作る機会を多く作ってくれたりするので少しずつ友達を増やすことができると思います。入学してすぐにはアドバイザーグループといった学籍番号順で15人程度の人数に区切られたグループでの交流会があります。グループごとに先生が1人付くので何か相談したいことがある時や不安なことがある時にはいつでもアドバイザーの先生に相談することもできます。 今回は昭和薬科大学について簡単に紹介させていただきました。この文章を読んで少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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