立地について
杏林大学に興味のある方はじめまして。杏林大学医学部医学科のよしきです。今回は自分が在学している大学の立地、在学生、授業について紹介したいと思います。まずは、
立地についてです。まず、杏林大学は新設大学※の1つです。
(みらいスタッフのつぶやき)※私立大学の医学部の歴史はざっくり言うと、旧設大学と新設大学とに分かれます。旧設とは、まず戦前に設立された御三家(慶應、慈恵、日医)と戦争前後に旧医学専門学校などから大学へ昇格したグループ(10校)の合計13校です。新設とは、1970年代に新しく設立された大学(16校)のことを指し、杏林大学もこの中に含まれます。最近では、2016年東北医科薬大学と2017年国際医療福祉大にも医学部が新設され、私立大は全31校存在しています。
1970年に杏林大学医学部と附属病院が三鷹に設立されました。三鷹キャンパスでは、医学部と看護学部の学生が、井の頭キャンパスというのもあり、ここでは保健学部・総合政策学部・外国語学部が日々勉強に励んでいます。三鷹キャンパスは吉祥寺駅からバスで約15分、三鷹駅から約15分、仙川駅から約15分の場所にあります。吉祥寺駅は娯楽施設やおしゃれなカフェ、美味しいレストランなどがたくさんあります。また、吉祥寺駅が交通の便が良いため、学校帰りに行きたい場所にすぐに行けるので非常に楽しい大学生活を送れます。また、吉祥寺駅の近くには井の頭恩賜公園もあり、大自然の中を散歩することもできるため、授業や実習で溜まった疲れを癒すこともできます。
在学生について
次に在学生についてです。医学科の人数は1学年約120名です。1年生の男女比は、男子53%、女子47%です。生徒の出身地については、全国から集まっている気がしますが、自分の学年は東京出身の生徒が多いような気がします。また年齢についてですが、特に偏りがあると感じたことはありません。再受験生・4浪以上の生徒も約10名います。入学直後は浪人年数の話にはなりますが、年齢に関係なくとてもみんな仲が良いです。
授業について
次に授業についてです。おおまかなカリキュラムとしては、
1,2,3、4年生では講義中心で、
4年生の後半、5,6年生では臨床実習です。
杏林大学は英語にも力を入れており、1~4年生ではレスター大学の医学英語セミナーに参加できます。5年生では臨床医学セミナー、6年生では海外クリニカルクラークシップというのに参加でき、提携校に留学することができます。通常の講義は9:30から始まり、1コマ75分なので、比較的集中力が維持しやすいです。また、1年生の夏休み明けから解剖学の講義が始まります。自由選択科目は1科目のみで、希望者は中国語やフランス語などを学ぶことができます。この自由選択科目で英語を選択した場合、外国語学部の学部長が三鷹キャンパスで非常に分かりやすい授業をしてくださいます。
テスト期間は大きく分けて2回あります。テストは松田記念館(医学部の2次試験の小論文で使われます)というところで行われます。学年によって違いがあるかもしれませんが、テスト期間は約1週間です。テストは情報交換など、みんなで協力し合って乗り越えます。大学のテストは大学受験のような競争ではありません。みんなで一丸となって勉強します。また万が一、本試験で合格の点数に達しなかった場合は再試験料を払って再試験を受験します。この再試験に1科目でも落ちると、留年がほぼ確定してしまいます。そのようにならないためにも、授業内で分からなかったことは、メールでも教授に質問することができるためぜひ活用してみてください。
余談にはなりますが、来年の春、医学部の新しい講義棟が完成します。是非皆さんホームページで見てみてください。今回は、杏林大学について簡単に紹介しましたが、他にも紹介したいことがたくさんあるので、これからも定期的に更新させていただきます。
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