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明治大学 農学部 生命科学科ってどんなところ!?写真満載!自然豊かな立地!生命科学の視点からの農学とは!?生物大好きな人には楽しい学科

こんにちは、明治大学農学部生命科学科3年のラテちゃん(愛犬の名前)です。生物・医学などに興味があり本大学及び学科への進学を決めました。現在は、発生とシグナル伝達に関する研究を行っています。バイオテクノロジーなどに興味を持っている中学生・高校生などがご覧になると思いますので“生命科学ってどういうことを学ぶのか?”“この大学・学科では何を学べるのか?”といったことなどを中心にお話しできればと思います。

キャンパス紹介

まず、明治大学農学部の基本情報について紹介します。

明治大学には4つのキャンパスがあります。

1)駿河台キャンパス(御茶ノ水駅)

2)和泉キャンパス(明大前駅)

3)中野キャンパス(中野駅)

4)生田キャンパス(生田駅)の4つです。

このうち、

和泉キャンパス文系の1・2年生

駿河台キャンパス文系の3・4年生のキャンパスです。

中野キャンパス国際日本学部と総合数理学部の1~4年生のキャンパスです。

そして、私の所属する

農学部と理工学部生田キャンパス所属となります。

“生田ってどこ?”と思われるかたもいると思いますが、大学の所在は神奈川県の川崎市にあります。生田駅は小田急小田原線で新宿から30分ほどの駅で、新宿から快速急行に乗車し登戸駅まで行き、乗り換えて各駅停車で生田駅に着きます。

(各駅停車しか停まらないのが欠点です。隣の向ヶ丘遊園駅には専修大学の理系キャンパスがありますが、その駅には急行が停まります)

生田キャンパスは最寄りの生田駅から徒歩15分ほどの位置にあり、キャンパス内に入るためには坂もしくは急な階段を登らないといけません。

(入学したらエスカレーターも使えますので安心してください。)

生田キャンパスは旧陸軍科学研究科の登戸研究所跡地であるため、周りは自然が多く、キャンパス内には春になると桜、秋に近づくと金木犀の花が咲きます。周辺には娯楽施設などは全くなく、いい意味で集中した学生生活を送ることができます(笑)。

キャンパスへの坂

キャンパス内にはファミリーマート丸善ブックセンターがあるぐらいで、食事はコンビニ、学生食堂、近くのOKストア(徒歩8分ぐらい)で摂る学生が多いです。キャンパスは一部の校舎を除いて、それなりに綺麗で設備で困ることはありません。学生も比較的真面目な印象の学生が多く、課題を学生同士でやっている姿もよく見られます。

男女比は、理工学部は男女比8:2で、農学部は5:5です。そのため、理系キャンパスだからといって男性がとても多いわけではないです。

中央校舎
理工学部の生徒が良く使う棟
図書館外観

学生生活について

それでは、生田キャンパスでの学生生活について簡単に紹介します。

学部学科よって、進路によって授業の忙しさなどは変わりますが、実験などがあるとレポートに追われることは少なからずあります。しかし、それ以外の週は毎日朝から晩まで授業を受けるわけではなく、午前中だけ授業があるや午後だけ授業があるという日もあります。

2020年の4月から2021年9月まではオンライン授業で、キャンパスに来て授業を受ける機会は少なかったですが、2021年10月からは多くの授業で対面授業が再開されています。サークル活動や部活動をやっている学生も多く、サークルの活動頻度にもよりますが、課外活動も活発です(現在は新型コロナウイルスの影響でサークル活動や部活動は制限されています)。授業で同じになることや、サークル活動、実験班などで友達を作ることができます。

教室の内観

農学部生命科学科について

明治大学農学部農学科農芸化学科生命科学科食糧環境政策学科4つの学科に分かれています。簡単に各学科のご説明をします。

  • 農学科   ー 農業に関連すること全般を学ぶ学科
  • 農芸化学科 ― 農学を化学の視点から学ぶ学科(イメージとしては高校で学ぶ有機化学)
  • 生命科学科 ― 農学を生命科学の視点から学ぶ学科(イメージとしては高校で学ぶ生物)
  • 食糧環境政策学科 ー 文系よりの学科で、農学を経済的な視点から学ぶ学科

生命科学科について

大学のHPには以下のように記載されていますが、分子・遺伝子レベル(DNAぐらい小さい単位)で生物のしくみや生命活動を学ぶというイメージです。

「生命科学科では、動植物や微生物の生命活動を分子レベルや遺伝子レベルから理解することを基盤として、これらを人類が直面している環境や食料問題などの解決に活用することを目指しています。」

明治大学農学部生命学科 https://www.meiji.ac.jp/agri/department/life_science/cr_life.html

授業ではDNAやそれに関する技術などを学ぶものが比較的多いかと思います。生物を学んでいる高校生には、高校生物をより詳しく深く学んでいるようなイメージを持っていただけるといいと思います。

カリキュラムとその特有性

1年生のうちは高校生物の復習や最新のバイオテクノロジーの概要、その他教養科目(第二外国語など)の授業が主になっています。2年生からはより生命科学の専門的な内容を学びます。

1~2年生の期間、生命科学科では授業として生命科学実験Ⅰ~Ⅳがあります。各学年は春学期と秋学期に分かれていますが、春秋1回ずつ2年間で計4回の実験の授業を履修することができます。ここでは、生命科学を学ぶ上で必須の実験(顕微鏡の使い方PCR法解剖など)を行います。

3年生になると研究室に配属されます(正確には2年生の冬ぐらいに研究室を決定します)。生命科学科の研究室から自分の行きたい研究室を決め、2年間その研究室で研究活動を行います。これは、他の学部に比べて比較的早く、3年生の段階から研究活動に携わることができます。理系の他学部は3年生秋学期~、もしくは4年生~が多いです。ただし、研究室に所属しないという選択肢もあり、生命科学科は卒業論文を提出せずとも所定単位数を取得すれば卒業することはできます。

研究室

大きく分けると、動物関連植物関連微生物関連その他の研究室に分かれています。どの研究室も非常に興味深いことを扱っていますので、興味がある場合はぜひ「明治大学 生命科学科 研究室」でネット検索していただけると、面白い研究が見つかると思います。

3年生になると授業数も減り、その時間を使って研究活動をします。もちろん、就職活動を考えている学生は就職活動のためのインターンなども並行して行っています。

4年生になると授業はほとんどなく、就職活動をする学生は就職活動を、大学内部の研究室に進学する学生は研究を、外部の研究室に進学する学生は大学院進学の勉強をします。進路については正確には分かりませんが、半分以上が就職活動を行い、残りのほとんどが大学院に進学するような印象です。

最後に、生命科学科は生物好きの方、バイオテクノロジーを学びたい方にはぴったりの学科だと思います。 みなさんの学部・学校選びの参考になれば幸いです。以上で明治大学農学部生命科学科の紹介を終わります。

キャンパス内

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ラテちゃん
こんにちは、明治大学農学部生命科学科3年のラテちゃん(愛犬の名前)です。生物・医学などに興味があり本大学及び学科への進学を決めました。現在は、発生とシグナル伝達に関する研究を行っています。バイオテクノロジーなどに興味を持っている中学生・高校生などがご覧になると思いますので“生命科学ってどういうことを学ぶのか?”“この大学・学科では何を学べるのか?”といったことなどを中心にお話しできればと思います。