東京慈恵会医科大学医学部医学科3年のあみです。現在は自宅からキャンパスのある西新橋まで通っています。受験生のみなさんに東京慈恵会医科大学でのキャンパスライフを知っていただければと思います!
はじめまして。今回は私が在学している大学の立地、在学生、授業や試験について紹介させていただきます!
キャンパスについて
慈恵は、1年生だけ国領キャンパス(狛江市、調布市)、2年生から6年生は西新橋キャンパスに通います。
1年生の一般教養の授業では、医学科だけでなく、一緒に入学した看護学科の1年生と一緒に授業を受けます。これは慈恵の魅力の一つで、この国領キャンパスに通う間に看護学生とも仲良くなることができます!また、医療の基本のキを学ぶ1年生の医療総論という授業では、医学科と看護学科が入り混じって授業を受けてお互いに意見を交わすので、医学科のみならず看護学生からの視点からの考えを聞くことができます。
2年生からはいよいよ西新橋のキャンパスに移ります。この西新橋のキャンパスは立地が良く、とっても快適なキャンパスライフを送ることができます!西新橋キャンパスですが、最寄り駅は御成門、新橋、虎ノ門ヒルズ、神谷町があります。私は虎ノ門ヒルズ駅を使っていますが、近くに虎ノ門ヒルズがあっておしゃれなお店や美味しいお店がたくさんあり、実習前に友人とランチをしてから実習に行ったりします!また、六本木や銀座、新橋も近いので、本当にご飯を食べる場所や遊びに行く場所には困りません。
ちなみに、スポーツ系の部活に入っていると、活動が国領キャンパスになる(国領にはグラウンドや体育館があるため)ことが多いので、2年生以降も国領キャンパスに行くことはよくあります。
在校生について
医学科の人数は1学年約110名、看護学科は60人です。
学生雰囲気としては、活動的で親しみやすい人が多いかなと思います!勉強もがんばりつつ、部活にも全力で取り組んでいる人が多いです。医学科内だけでなく、一年生のうちに看護学生ともかなり仲良くなれるので、医看まざって遊びに行ったりすることもあります。ほとんどの人が部活に入っていますが、先輩と後輩の仲もとても良くて、試験の前には先輩から資料をもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりしています!先輩からの資料を共有して、試験前には学校やカフェなどで友人たちと一緒に勉強する人が多いです。
授業について
慈恵のカリキュラムは、1年生で一般教養と医療総論、2年生で人体の正常を学び、3年生〜4年前期で体に起きる病気について学び(ここまで基礎医学)、その後4年生の後期から病院実習、臨床医学がメインになっていきます。
私は今3年生なので、3年生までの授業について少し詳しくお話しします。まず大学での講義についてお話しすると、慈恵では親しみやすい教授が多く、これも魅力の一つだと思います!教授と学生の距離が近いので、学生は気軽に質問しに行ったり、相談しに行ったりすることができます。学生数名につき1人、学生アドバイザーという担当の先生がついてくれるので。何か勉強や生活面での不安や相談事があれば気軽に相談できる精度もあります。
実習について
慈恵は他医学部に比べて実習がとても多いです!
これは本当に慈恵の良いところだと思うので、この点について詳しくお話しします。
まず1年生で医学の”い”の字も知らないうちから、病院業務実習、福祉体験実習があります。
病院業務実習では実際に慈恵の第三病院(国領キャンパスにあります)へ行き、大きい大学病院の薬剤部、栄養部、看護部、物流センターなど、医師以外の部分を見学して、そこで働く方々の話を聞くことができます。将来医師になる上で、病院を支えているのはもちろん医師だけではないので、どんな仕事があるのか、どんな役割があるのかを知ることはとても大切だと思います。
次に、福祉体験実習では、障がい者の方々が通う地域の福祉施設に学生が配属されて1週間実習を行うのですが、なんと一つの施設に1-3人の学生しか配属されないのです。私は1人だったので、とても緊張と不安がありましたが、その分自ら動かなければならなかったので学ぶことが本当にたくさんありました。
2年生では地域子育て支援体験実習、福祉体験実習、3年生では、在宅ケア実習、高齢者医療体験実習、病院業務実習があり、臨床医学を学ぶ前から本当にたくさんの実習を行うことができます。1年生の時と同様、ほとんど全て一つの施設に1-3人の配属で実習を行うので、全ての実習で得るものがとってもたくさんあります。やはり座学で学ぶよりも自分の目で見て体験すると視野が広がり、将来医師になったときに様々な観点から考えることができるので、とてもためになります。医師が病院で働く以外にも、世の中にはこんなにたくさんの医療の現場と、そこで働く人々、そしてその助けを必要とする人々がいるんだなあと実感することができました。
試験について
他大学と同様2期制で、前期、後期の最後に試験があります。毎回試験勉強は本当に大変ですが、部活の先輩から資料をもらったり、友人たちと勉強したりしてなんとかくぐり抜けています。基本的に全単位取らないといけないので一つでも落としたら留年ですが、落としても再試験があるので、再試験までに合格すれば大丈夫です。大体毎年1学年から1-4人くらい落ちる印象です…。基本的に慈恵はとっても優しいので、一生懸命勉強すれば大丈夫です!!
ただ1つだけ、この試験に関してあまり嬉しくない情報がありまして、前期の試験が、夏休み明けにあるのです…。前期の授業が大体7月中旬くらいに終わって夏休みに入りますが、その後前期の試験が8月中旬〜9月頭にかけて行われます。せっかくの夏休みなのに試験勉強をしないといけないので、あまり思いっきり遊べない…というのが悲しいです。
残念なポイントで締めくくってしまいましたが、東京慈恵会医科大学は本当に良い大学です!立地、友人、先生、部活、そして授業もすべて素晴らしく、とっても楽しい大学生活を送っています。忙しい時もありますが、それも含め友人たちと頑張って充実した生活だと感じています。ここまで読んでいただきありがとうございます。この情報が受験生の皆様の参考になれば幸いです!
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