【求人】医学部入試研究所みらいでは記事を書いていただける方を募集しております!

北里大学 医療衛生学部 医療検査学科ってどんなところ!?在学生ならだれでも知っているML、ST、MBって何か知っていますか?

北里大学医療衛生学部医療検査学科1年のももこです。現在は実家から片道1時間ほどかけて大学に通っています。医療系に興味のある方や進路に迷っている方に北里大学を知ってもらえると嬉しいです。

キャンパス立地

まずは立地についてです。

北里大学の1年は相模原キャンパスで一般教養を学びます。校舎はどこも私立らしくきれいで清潔です。中でも医療衛生学部の校舎は2020年に新設し、とびきりきれいです。空いている教室はどこでも誰でも使うことができ、常にHPで確認することができます。Wi-Fiも強いのでとても便利です。

このキャンパスの最寄り駅は小田急線の相模大野駅や横浜線の相模原駅古淵駅です。どの駅からもバスで25分ほどかかります。申請すれば自転車通学も可能です。大学の周りの道はよく混んでいるので、自転車のほうがバスよりも早く着くこともあります。また、相模大野駅からはスクールバスも運行しているのでそれを使う人も多いです。しかし使う人数に対して運行数が少ないようで、4限終わりは大行列ができています。

学校の近くにはマックなどの飲食店があります。さらに相模大野駅にはGUやライトオン、無印良品、Francfrancなどがあり、古淵駅にはドン・キホーテやイオン、ニトリがあり、一人暮らしの生徒はここをよく利用するそうです。

在学生ならではの大学のアレコレ!

現在 医療衛生学部 医療検査学科1年は約110人であり、男女比はだいたい3:7ほどだと思います。全国から学生が集まっていますが、どちらかというと関東圏の人が多いイメージです。一人暮らしをしている人としていない人はだいたい半々で、私の周りにも一人暮らしの人が結構います。

北里大学ではそれぞれの学部、学科に略称があります。例えば、

・医療検査学科はDepartment of Medical Laboratory Sciencesから“ML”

・リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻はSpeech Therapy Courseから“ST”と略されます。

大学内では学部名ではなく略称がよく使われるので、自己紹介にも略称を使います。覚えるのは大変ですが慣れてしまえばこちらの方が楽です。

例えば、“MB”は何だと思いますか?ぜひ予想してみて下さい。

大学内の食堂は2つあり、どちらも豊富なメニューで大人気です。私も秋の期間限定メニューを食べに行きました。おすすめはマグロ&シュリンプポキ丼です。ほかにも鯖とからあげ定食などボリュームたっぷりのメニューがたくさんあります。

授業とカリキュラムについて

次に授業についてです。

1年の授業はほとんど基礎科目であり、一般教養棟(L1、L2号館)で行われます。現在北里大学は対面とオンデマンドを併用しています。主に選択科目がオンデマンド、必修科目が対面となっています。私は週4で通っていて、周りの人と比べて、北里大学は対面が多い方だと思います。

医療検査学科は1年のうちに選択科目をとり切らないと進級できないため、卒業単位より少し多めに講義を受ける人もいます。オンデマンドは課題提出で出席となるものが多く、しっかり出していれば単位をとることができます。必修科目は数学英語化学生物学があり、後期には解剖学生理学もあります。さらに必修なのは実験科目であり、化学、生物、物理から2教科選択で実験を行います。

私の実験体験記 

私は生物と化学を選択しました。実験の前にしっかり説明があるので、それに沿って班のみんなと力を合わせて行い、とても楽しかったです。

生物は実験からグラフを作成したり、顕微鏡を用いてスケッチを行いました。動き回るゾウリムシをスケッチするのがとても大変で、水分を吸いすぎで破裂してしまい、1匹もいなくなってしまったときはとても焦りました。

化学は未知試料の系統分析㏗の測定などを行いました。私は未知試料の系統分析でとてもはっきり検出できる硫黄の検出反応が好きでしたが、炎色反応は参考書などで見るようにはっきりとした色が出ないのでとても苦戦しました。

実験のあとはレポートを書きます。はじめは穴埋めのようなレポートで、最後は丸々自分で書くものでした。考察の参考文献を探すのが大変でしたが、終わった後の達成感は大きかったです。レポートの書き方やわからないことは教授に質問するのはもちろん、平日は「ASC」という一般教養学部学習サポートセンターを利用できます。英語や数学、生物、物理、化学の教授が常にいて、どんな時も予約なしで質問することができます。個別でわかりやすく教えてもらえるので、私も周りの人もよく利用しています。また、北里大学は担任制なので相談は担任にすることもできます。

大学の感染症対策

コロナウイルス対策として各校舎、教室の出入り口の検温器、消毒や、ワクチンの接種を進んで行っていました。北里研究所では「COVID-19対策北里プロジェクト」が行われているように、大学全体の感染症への意識が高く、それぞれがしっかり対策できているように感じます。そのため衛生的な面でも安心して通えています。

北里大学に入学して良かったこと

以上の中でも特に、私がこの大学に入ってよかったと思うのは大学病院が併設されている点です。通学するとき病院が見えることはもちろん、そこでは医療衛生学部や看護学部、医学部など、様々な学部の3,4年の人々が実習を行っているため、大学内の食堂や共有スペースでも実習服を着た人をよく見かけます。そのことから将来目指す現場感を身近に感じられ、勉強のモチベーションが上がります。

また、臨床検査学概論という講義では実際に病院で働いている教授の講義を受けることができ、将来のイメージを具体化できます。例えば、臨床例を見ながらこういう症状の時どういう検査をするか、そこからどういう結果が出たらどんな異常があるのか、などを資料とともに受けることができます。このように1年のうちから臨床検査について触れられることもよかった点の一つです。

受験の時は医療系大学で少し硬いイメージでしたが、通ってみるとみんなそれぞれが夢に向かってのびのびと勉強できる大学でした。最寄駅から少し遠いので、実際にオープンキャンパスに行くことをお勧めしますが、これを読んで少しでも北里大学について知っていただけたら幸いです。

もしこの記事が良かったら↓Twitterとインスタのフォローといいね、をよろしくお願いします!

ABOUT US
ももこ
北里大学医療衛生学部医療検査学科1年のももこです。現在は実家から片道1時間ほどかけて大学に通っています。医療系に興味のある方や進路に迷っている方に北里大学を知ってもらえると嬉しいです。